公開日:2023/12/15
庭がある注文住宅に憧れている人は多くいます。庭を設けることで、自然と共存している感覚を味わえます。また、大人はガーデニングや家庭菜園を楽しみ、子どもは遊び場として楽しく庭で過ごせるでしょう。ただし、定期的なメンテナンスが欠かせないなどのデメリットがあります。庭を設けるときのポイントも見ていきましょう。
メリットを6つ紹介します。ガーデニングや家庭菜園は、シニアになってからも楽しめます。また、目が届く範囲で子どもを遊ばせることが可能です。
近隣にある住宅が、自宅のすぐ隣にあるという圧迫感が無くなります。スペースが生まれるので、日当たり、換気、見晴らしが良好になるでしょう。余裕が生まれることで、自宅で心穏やかに過ごせます。
自分の庭で花を育てることで、自宅の印象がよくなります。シニアになってからも楽しめるのでおすすめです。
自分で野菜や果物を作れるので、農薬を減らして美味しい食べ物を作れます。子どもにとっても貴重な経験になります。
砂場や滑り台などを設置して、子どもを遊ばせることが可能です。安全面を考慮して芝生にするとよいでしょう。夏になれば、ビニールプールを設けて遊ばせることも可能です。
自宅のリビングでホームパーティーを楽しむ方法がありますが、リビングに入りきれないほどの人数が集まったときや天気がよいときは、庭でBBQを楽しめます。リビング、キッチン、庭までの動線をスムーズにすることで、料理や飲み物をすぐに運べるようになります。
ペットを放し飼いできるので、ペットのストレスが蓄積しないでしょう。水飲み場やペット用のシャワーを設けるとよいでしょう。ドッグランに出かけなくても、自宅で思う存分ペットと遊べます。
デメリットを3つ紹介します。時間に余裕が無い人は、庭を良好な状態に保つのが難しくなります。
庭いじりやガーデニングが趣味の人は、そこまで苦労と思わないでしょう。ただし、これまで庭いじりやガーデニングに取り組んだ経験が無い人は、ストレスに感じるかもしれません。
一度メンテナンスすると終了するわけではないので、定期的に取り組める時間も確保しなければいけません。そして、虫や雑草などを放置していると、近隣住民とのトラブルが発生する可能性もあるので、デメリットであると考えられます。
近隣にある住宅や道路などから庭の様子が丸見えになってしまうときは、プライバシーを保護する必要があります。ウッドフェンスを設ける、柵を設ける、樹木を植えるなどの方法があります。外から見えないように、目隠しを設けるための費用が発生します。
都心部では土地の値段が高額なので、狭小住宅が人気を集めています。庭を設ける場合、都心部では費用がさらに高額になることを覚悟して庭を設ける必要があります。予算の範囲内で土地を購入したい人は、郊外を検討するのもよいです。
3つのポイントを紹介します。庭がある注文住宅に憧れている人がいますが、きちんと庭の使い道を明らかにしましょう。
庭がある注文住宅に憧れて設ける人が多くいますが、庭の使い道を明らかにする必要があります。庭でできることはたくさんあります。BBQを楽しみたい人は、ウッドデッキを設けるとよいでしょう。
また、子どもや犬が走り回ることを想定している人は、芝生にすると転倒しても安全です。このように、庭の使い道が明らかになると、必要な装備が明らかになります。
家族が庭の手入れができないくらい忙しい場合、庭を注文住宅に設けたものの、雑草が生い茂っている状態で放置してしまうことも少なくありません。雑草が生い茂っている状態で放置してしまうと、虫が常に庭にいることで、ますます庭に近づきにくくなります。
また、洗濯物を庭にある洗濯物干しに吊るすときにも、足元がおぼつかなくなります。メンテナンスができないという人は、人工芝やコンクリートにすることをおすすめします。
庭のデザインを考えた後に、駐車場や駐輪場のスペースを確保するのは難しいので、駐車場や駐輪場のスペースを先に確保してください。また、玄関やベランダとの動線も考慮してスペースを確保する必要があります。
晴天の日だけではなく、荒天の日でも移動のストレスが生じないようにしましょう。
都心部では、庭を設けると土地代が高額になるので、予算の範囲内で購入できるようにしましょう。その場合は、郊外に住宅を建てることも検討してください。また、庭を設けるときは、きちんとメンテナンスできるかどうか考慮してください。雑草が生い茂っている状態を放置していると、近隣の住宅にも迷惑がかかってしまいます。素敵な庭を設けましょう。