戸建て住宅の外構(エクステリア)設備~種類と費用相場は?

公開日:2021/02/15  最終更新日:2021/05/28

一戸建てを建てたらリビングから出られる広めの庭をつくって、ガーデニングやバーベキューを楽しんだり、午後のひとときをテラスでゆっくりお茶しながら過ごしたりしたい、など考えている方も多いでしょう。快適な生活を送るためには、住宅施工と同じくエクステリアも重要な要素の1つです。今回はエクステリアに関する情報を紹介します。

外構(エクステリア)の範囲

戸建て住宅の外構、いわゆるエクステリアという名称は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。一般的に、外構の工事やエクステリアの施工を行う場所は、住宅の建物以外で土地の敷地内での施工のことを指します。また、外構とエクステリアはひとくくりにされることが多いのですが、厳密にいえば異なるものです。

まず、外構とは敷地や駐車場など、入口に設置される門やフェンスの取りつけ、あるいは車の屋根になるカーポートなど実際に敷地内に施工するもの自体が該当します。次に、エクステリアとは空間のことを意味する言葉です。建物の中での空間施工をインテリアと呼ぶのに相対した言葉なのですが、これと同じような考え方として認識されているのがエクステリアでしょう。

外構といわれる設置物もエクステリアの中の一部としてとらえられるので、同じ意味をもつ言葉としてとらえていても問題はありません。つまり、エクステリアは外構施工のトータルプロデュース的な立ち位置の言葉ということですね。

外構(エクステリア)の費用相場

続いて外構、エクステリアの施工にかかる費用の相場について紹介します。一般的に戸建て住宅でよく行われる外構には、以下の項目が挙げられるようです。

フェンス

隣同士や近所の家から敷地内を目隠しする役割などで使われます。フェンスの施工に使われる素材は種類が多く、ブロックなどの石材や軽量で上部なアルミ素材、雨風などの影響を受けにくい樹脂製のもの、日本家屋やヨーロピアンタイプの住宅によくあう土壁などがあるようです。価格帯は素材や施工範囲によりさまざまですが、相場的には1m四方あたりで1~2.5万円ほどになります。フェンスで囲う縦横範囲が大きくなればなるほど、価格は高騰するようです。

車庫

車を所有する家庭では車庫が必須でしょう。そのため、雨風を防ぐため駐車スペースにカーポートを取りつけるのが一般的ですが、高級車を所有している、こだわりの愛車を傷つけずきれいに維持したいという方はしっかりと囲われた専用の車庫ガレージを建設される方もいます。

まずカーポートですが、フェンスから延長させて取りつけるタイプや独立型のものなどさまざまな形状があり、また駐車台数により範囲が大きくなればその分費用も高くなるようです。1台分のカーポートでいうと20~60万円前後と、メーカーや型により差があります。この本体代金に施工費を上乗せした金額(6~8万円程度)が相場です。

続いてガレージですが、住宅の一部として取り入れて施工するビルドインタイプと、敷地内で別構築する独立タイプがあります。また近年では、比較的安価でコンテナを改造したものや、組み立て式の簡易的なものなどもありますが、相場でいうと150~300万円くらいは最低でもかかるといわれているようです。

ウッドデッキ・テラス

リビングから庭に行くまでの間に取りつけるウッドデッキや、テラスのスペースを施工するのも外構では人気です。ウッドデッキは無垢材だと雰囲気はでますが、経年劣化により塗装の剥げや木材の傷みなどがでてきます。定期的なメンテナンス費用もかかりますので、近年では無垢材の見た目に似せた樹脂製の人工木のタイプが多いようです。無垢材と違い雨風にさらされる屋外に設置しても劣化しにくく、耐久性に優れているからでしょう。価格相場としては20~40万円程度となります。

外構デザインごとの費用相場

外構施工はパッケージで売られているものを取りつけるだけで完結するものが多いようです。しかし、戸建てのエクステリアとしては、オリジナルのものをデザインして施工する方も少なくありません。たとえば住宅の建物の壁色に合わせたり、長さや大きさなど既製品にない形やサイズにカスタマイズしたりして設置するなどの施工も外構デザインとなります。

エクステリアプランナーなど、外構のプロが見立てて適切な手法をプランニングし、見積もりとなる流れが一般的です。既製品を活用してカスタマイズすることにより、完全にオリジナルで1から部材を制作となるとかなりの費用がかかりますが、施工相場でみると最低でも100~150万円はかけないと理想的なエクステリアの実現は難しいともいわれています。

費用をかければかけるほど豪華なものが施工できますが、実際はある程度予算と理想のイメージにうまく折り合いをつけながら外構デザインを考えていくことが重要です。既製品のものでも、さまざまなタイプのエクステリアに合う商品が多くのメーカーからも販売されています。そのため、うまく取り入れながら足りない部分を補うくらいの感覚がちょうどよいのではないでしょうか。

 

今回は外構・エクステリアの種別や施工ポイントなどについて紹介しました。敷地の広さや建物とのバランスを考慮して、それぞれの形にあった外構にすることで、快適な生活を送ることができますね。

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